再び訪れる転機

というのも、家庭環境に癒やされることがなかったので、結婚は自分の人生の妨げになる、自由が奪われると思い込んでいたのです。

気づけば高校のときからずっと、働くことに楽しさを感じてきていたので、産休育休という初めての長い休みに
罪悪感と、自由が利かない身体や全く働ことが出来ない自分に対し「価値がない」という大きな不安と恐怖でいっぱいの日々でした。

わたしはいつの間にか
「ちゃんと仕事をしている自分」
「世の中に対してきちんと貢献している自分」に、存在価値を感じていたんですね。

そしてそれをしていないと、お金も無くて
あんなに求めていた「自由」が奪われてしまうと思っていたんです…

そんな私に嫌な顔をせず、育児にも復帰にも強力的だった夫や両親には本当に感謝しています

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復帰後、スタッフの教育や接客の向上
会社の業績のさらなる向上の為に学び始めた
能力開発や選択理論、心理学など
成功哲学、自己啓発を活かして、仕事の成果を上げていったのをきっかけに

自分自身も、学びの通りにやれば幸せになるのではないかと、学びを深めていきます。

しかし、どれだけ学んで実践しても

楽しい仲間と慣れた環境
特に大きな不満もない中、周りの上司や大人たちを見ながら

わたしもこうなっていくのかな
このままでいいのかな…
いや、こんなもんじゃないはず…

ホテルの時にも感じた抜け出せない恐怖感や、満たされない何かが
まだ自分の中にあることに気づきます。

同時に、何なのか分からなっかったけれど
私、もっとイケるのではないか？笑
という根拠のない自信のようなものも心に湧いていました。

学びを深めていっても、自己啓発や成功哲学でも抜け出せない壁を感じていた頃
誘われてヨガと出会い、講師の道へと進みます。

この出会いが、今のわたしへと大きく導くおおきな転換期となりました。